受験生の皆さん頑張ってください。

いよいよ明日は共通テスト本番ですね。

 

受験生の皆さん、こんな大変なコロナ禍の中

 

しかも既存のセンター試験から形式が変わる初めての試験という事で

 

例年以上に不安や緊張を感じるとは思いますが

 

今まで一生懸命に準備してきた自分を信じて

 

明日は持てる実力を出し切ってやりましょう。

 

陰ながら応援しています。

 

さて、韓国も受験競争の激しい国として有名ですが

 

毎年スヌン(韓国のセンター試験)の週は「入試冷え込み(イプシチュウィ)」と呼ばれ

 

示し合わせたように試験当日から寒波が始まる事がよくありました。

 

雪が降ったり、道がカチカチに凍ってしまい

 

滑って怪我をしてしまう人も少なからずいました。

 

また、昨今は改善されているらしいのですが

 

昔は交通事情がよくなかったもので

 

通勤ラッシュと重なった受験生が遅れないように

 

パトカーや警察の白バイなんかが動けずにいる受験生を運んであげたりと

 

入試において一番大切なこのテストの日は一大イベントみたいになります。

 

テレビもこの日はスヌン試験の話題一色になったりして

 

学歴が重視される社会の断面を如実に見せてくれますね。

 

まぁ、近年では韓国も少しずつ学歴至上主義が薄れていってはいますが

 

まだまだ就職面や社会的イメージから大学卒業者、それも名門大であるほど有利という

 

風潮は根強く残っていますし、これからも長い間続くと思われます。

 

ですが大学に受かる事が人生における目標の最たるものではないという事を

 

私自身もこれまでの自分の人生を通してよく知っています。

 

大学に入ってから、或いは社会に出てからの方が学ぶことが沢山あり

 

後の人生の糧になる貴重な経験をする機会が数多く待っているのです。

 

なので日本や韓国のこれからの若い世代、受験生には

 

大学入試は人生の始まり地点で現れるオプションの一つである事を

 

どうか頭の隅っこに記憶しておいて欲しいです。

 

かく言う私も現役の頃は受験競争の沼にずぶずぶにハマっていた口ですので

 

そんなこと言われても望みの大学に受かる事が全てだと思う気持ちはよく分かります。

 

ぜひとも今夜はゆっくりと休み

 

明日リラックスした状態でテストに臨みましょう。

 

受験生の皆さん、ファイティン!

 

 

 

おはようございます。

 

今日も今日とて凍えそうな気温でございますね。

 

こんな日は熱々のラーメンで暖を取りたいところです。

 

そういえば昔、日本のラジオに韓国人の女の子が出演して

 

日本のインスタントラーメンは具材が少なくてびっくりしたと言ってました。

 

韓国の袋めんにはもっと具がたくさん入ってるとのこと。

 

パーソナリティーのおじさんは「それは韓国は人情があるから~」と

 

フォローを入れて美談にしていました。

 

まぁ、美しい話で終わったので余計な事を言う必要もないとは思いましたが

 

おそらくそれは人情云々の話ではなくて「料理哲学」の違いの話だと思います。

 

冬の冷えが厳しい韓国ではチゲ、つまり鍋物分化が発達しています。

 

後から入ってきたインスタントラーメンも

 

このチゲ料理の影響を受けながら現地化したため

 

麺(サリ)が他の具材と同等に扱われるようになりました。

 

つまりチゲのように色んな具材を鍋に入れて調理する中で

 

麺がそこまで特別扱いされず(具として一番存在感がありますけどね)

 

具材の一つとして煮込まれるようになったのです。

 

だから韓国の袋ラーメンはかやくと麺を同時に入れて茹でる商品が多いです。

 

これに対し日本のインスタントラーメンというのは

 

そもそもラーメンという蕎麦やうどんと同じように

 

独立した一つの料理品目から派生しており

 

その料理において麺とスープは最も重要視されるものなのです。

 

例えば私が子供のころに読んだラーメン漫画の中で

 

主人公がやくざの親分さんみたいな人に脅迫されて

 

インスタントラーメンを美味く作り上げて見せろと言われ

 

他の具材を一切入れずに麺とスープだけで提供した回がありました。

 

子分達はナメてるのかと詰め寄りましたが

 

親分さんは大笑いしながら麺とスープの大切さを説き

 

他の具材を入れていたらただじゃ置かないつもりだった旨の台詞を発していました。

 

つまり日本のラーメン分化において麺というのは他の具材と比べ重視されてるので

 

袋ラーメンでも麺のコシやスープのコクなどにすごく拘っている製品が多いんですね。

 

茹で方も先に湯を沸かしておいてからサッと茹でるものが多く

 

少しでも忠実にお店で食べる食感や風味を再現させようとする試みが伺えます。

 

なのでコトコト煮込む事で麺と他の具材をスープと絡ませる韓国のラーメンとは

 

根本的に料理哲学が異なるんですね。

 

あまりにも寒い朝なので熱いスープに入った麺が欲しくなり

 

ちょっとだけ日韓のラーメン事情に思いを馳せてみたのでした。

 

さーて、今日のお昼は真ん中取ってちゃんぽん麺にしようかな。

 

 

覗いて頂いてありがとうございます。

 

わたくしヘイと申します。

 

長い間日本と韓国を行き来する生活をしておりましたが

 

このご時世、なかなか移動が難しくなってしまいました。

 

いざ移動ができなくなって自分に何ができるのかと考えたところ

 

これまで日本と韓国に関わった自分の経験を活かして

 

ブログが書けるのではないだろうかと思い至りました。

 

勿論その分野の専門家さん方よりは遥かに未熟ではありますが

 

韓国の情報や日韓両国で体験したことを素人目線ながら

 

個人の感想を添えて綴りたいと思います。